Ｑ & Ａ

　ライフサポーター　早川　正子です。 　

　 　過日のアンケートご協力頂いたみなさま、ありがとうございました！ 　いくつかご質問がありましたので、この場で 　お答えしたいと思います。 　　☆ｾｯｸｽしないというのは、避妊とはちがうのでは？ｾｯｸｽを否定しても良くない？ →避妊をどう伝えたらいいか。のところで、①確実なのはセックスしない とお話しました。セックスを否定しているわけではありません。 ピルは９９．８％避妊法と言われていますが１００%ではありませんし、コンドームも オギノ式も確実ではありません。１００％の避妊法はセックスをしない事しかないのです。 （日本家族計画協会、助産師会で言われています） セックスするのは心も身体も許せる相手。ちゃんと自分の心に聞こうね。身体だけ重ねるのは本当のセックスでないことは高校生には ２次性徴を含むいのちの話でもお話しします。 セックスは大人がすることであることも伝えていいと思います。学生のうちは他に大事な事があるよねと。 生命教育の適切な順番①誕生の学習（自尊感情をもつ）②成長の学習　月経や精通の意味を知る ③受胎の学習④出産の学習 ⑤避妊の学習 ⑥性感染症防止の学習 セックスの素晴らしさは③の所で伝えていれば、避妊の所が理解しやすいのだと思います。 　☆女子の母です。幼稚園等で男の子とキスをしたという話を聞きました。「まだ、早いよ」 と伝えたのですが、男女のスキンシップについて伝えるのに他に何かいい方法があれあば教えてください。 　プライベートゾーンは浸透している言葉ですか？以前から知っており使ってみたのですがしっくりこなくていい言葉を探しています。 →口と水着で隠れる部分は「プライベートゾ――ンと言って自分だけの大切な場所。 心とカラダと未来が深くつながっている所だから、大切にしようね」 と絵本等「わたしのはなし」「からだっていいな」「おちんちんのえほん」 を使ってお話してみてはいかがでしょうか。 　☆小学生になると「結婚していなくても子どもがいるお友達がいる」事から「どうして産まれてくるの？」と質問が具体的になってきます。 　そうすると肝心なセックスの部分の話が必要になりますが、そこはどのように伝えたらよいでしょうか。 　 →誕生の素晴らしさを伝え、２次性徴をつたえたうえで、絵本等を使って セックスの話をしてはいかがでしょうか。 お父さん卵とお母さん卵が合体して赤ちゃんができるのだけど、必ずしも結婚をしている 男女だけのことではない事をお話して差し上げるといいと思います。 「おちんちんの絵本」や「ぼくどこからきたの？」「命美しい始まり」「ぼくのはなし」 「性の絵本③女と男ともにいきる」「せっくすのえほん」等の本に子どもがわかりやすく 載っていますので参考にされてみてください。大人向けとして「ライフ誕生学の現場から」 「メグさんの性教育読本」もご参考にされてみてください。

　 お勧めの書籍の書評をまとめたものは、私のホームページに掲載してあります。 親向け、幼児～小学生低学年、中高生むけに分け、各ジャンル（うまれてきてくれて ありがとうを伝えるには、（誕生の喜び）　どこからうまれてきたの？に答えるには、 ２次性徴を伝えるには、性感染症を知るには等）ご参考になれば幸いです。